おちくんのきままなプライベートブログ

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過程が大切

他大学院進学予定者に、研究の背景とかを中心に追記をさせているのだけれど、こういうのを考えるのは面白いね。まあ、正直、四年生レベルでこの手のところを書くのは無理があるとは思ってる。でも、考えさせないのと考えさせるのとでは意味が違う.もう少しいえば,結果なんてこの時期はどうでもいい.でもたいてい学生は「結果」にこだわり過ぎている感がある.もちろん,いい文章を書くことは大切.でも今は,「いい文章を書ける」ではなく,「いい文章を書くように考えたことがあるか」という過程,試行錯誤したり,失敗したり,,,,が大切なんだよね.その失敗を恐れて,いい結果だけを提出するんだったら,それは無駄な時間を過ごすことになる.

大学の授業も似たようなもんだな.講義の内容を「きっちり理解できる」わけない.大学で習う内容なんて,1週間1コマ半年間つづける程度で理解できるようなものじゃない.講義や試験なんて断片にすぎない.だけれどもそれでいい.「知ってる」というのが大切.「知らない」よりは「知ってる」ことが大事.もちろん「理解」できていい点がとれればなおいいけど,それはたいした問題じゃない.理解しようとする過程が大切なんだ.「結果にこだわるな」と言って手を抜くようなやつはたまにいるけど,そういうのは相手にしないことにしてる.