頑張れよ

うちの研究室から二名、よその大学院に行く。過去にもそういうケースはあったけど、今回は知り合いのところに送り込むし、知識不足のままでは迷惑かかってもいかんだろうし、学生本人も進学してから困るだろうから、それなりに鍛えたつもりだ。彼らは卒論発表迄は当言うまでもなく、終わってから今までも、学会発表や卒論の整理、追記等で、気を抜くことなく研究を続けてきた。この二ヶ月は、今後の修士の研究生活を送る上でいい経験になるはずだろう。でも、それも今日で終わりだ。

正直、せっかくいい感じに育ってきた学生が他のところに行ってしまうのはなんか残念な気はする。でも、僕にそういう気持ちにさせるくらい成果を出してきたのは、彼ら自身の頑張りがあるわけで、、、だから、快く送り出さないとね。それにこの一年を振り返ってみれば、彼らには進学をハッパにしていろいろやらせたんだが、彼らもその要求にこたえてくれて、のせたつもりがこっちものせられてたって感じだな。僕自身もいろんな面で得るものがあったし。

まあ、向こうでも頑張れよ！今度はどこかの学会で会うことになるだろうけど。その時は、先生と学生という関係とは違った形で、研究について話ができればいいねぇ。