おちくんのきままなプライベートブログ

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研究者を堕落させる悪魔のツール

ITツールが発展して、学生の頃と比べてはるかに便利になった。おかげで、研究の質が向上するはずなんだが、その便利さのおかげで研究者としての質が下がってきているなぁ。。というお話。

その1:パワーポイント

昔は、パワーポイントなんてなかったから、OHPシートに手書きで書いていた。あるいは、100円/枚もするOHPシートにコピー機で印刷していたもんだ。つまり、発表原稿を書くのは、事前に作っておくことは当然のこと、印刷にも神経をつかったものです。発表練習をするときですら、コストはかかるわけですし。一方、パワーポイントは、修正が容易。印刷する必要もない。で、発表資料を前日に作り出すとか、会場に来て修正するってこともできるわけでー。この誘惑に僕はどっぷり浸かってます。

その2:長時間バッテリーライフのノートPC

ノートPCも電源がなければ使えない。昔は、バッテリーが長持ちすることはなかったので、発表まではPCの電源を切っておいたりしていた。つまり、発表会場に入ればあとは即本番。。なわけでが、今はバッテリーが長持ちするから、コンセントがなくても起動しておいたままでいれる。で、発表間際までパワーポイントを確認できたりする。場合によっては、そこでも修正なんかしたりして。。。人の発表なんで聞いてる場合じゃないんですよね。

その3:携帯用プリンター

最近は,コンパクトなプリンターが出てます.ほんとびっくりするくらいきれい.つまり,直前まで資料を印刷することも可能なわけで,ぎりぎりまで台詞とか考えて,メモとして印刷しておいたり...という芸当もできるわけです.数年前にこういうことをやっている輩を見て,うちでも即効買っちゃいました.

...とまあ,好き勝手に書きましたが,まあ,はっきりいって,これらが悪魔のツールになるかどうかは本人次第なわけで,使い方を間違えなければ,ほんと研究の質は向上するでしょう.